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CA120

TS Rate ★★★★★

[img:ca120]

SAN JOQUINカウンティのI-5(Manteca付近)からMONOカウンティのUS6(Benton)までを結ぶ長い州道で、 ヨセミテ国立公園内を横切り、その最高地点Tioga Passは3000mを越え、 CAの舗装道路最高地点としても名高い。途中CA99CA108CA49US395との重複部分がある。 ヨセミテ国立公園内のクレーンフラットから公園東エントランスまでの間と、 シエラ東山麓のモノ湖からベントンまでの間は冬の間閉鎖される。 特にヨセミテ園内は半年間冬季閉鎖が続く。 私的にはシエラネバダ山脈部分が最高に好きなため、 西半分を差し引いてもCA州道の中では群を抜いて一番に据えたい路線で★五つを贈る。 特徴的に次の4区間に分類する。

  1.I-5〜Chinese Camp(CA49)の間
  2.Chinese Camp(CA49)〜Big Oak Flat(ヨセミテ西ゲート)の間
  3.ヨセミテ公園内及びUS395までの区間
  4.Lee Vining(US395)〜Benton(US6)までの区間

なお、一般にはヨセミテ国立公園内のBig Oak FlatもCA120であるかのように思っている人もいるが、 公園内のCA120はTioga Roadだけ。まあ一般人にはどうでもいい事だけど。
1.I-5〜Chinese Camp(CA49)の間
サンフランシスコ周辺からだと、 ヨセミテへのルートとしてこれが一番便利なので、それなりに車が多い。 I-580I-205とつないでCA120に入るのだが CA99までは高速区間で片側二車線の道路。 CA99から東は片側一車線になり、制限速度も低くなるが、 周りの車はたいてい飛ばすので注意。Escalonを通ってOakdaleからCA108と重複。 Escalonにはマニアの間では有名らしい道路標識小屋がある。 私も苦労の末に発見した。
(TS Rate ★★☆☆☆)
2.Chinese Camp(CA49)〜Big Oak Flat(ヨセミテ西ゲート)の間
CA108と別れてからゲートまでの区間はイッパシの山道となる。 特にMoccasinからBig Oak Flatの間はくねくねの道で高度を稼ぐため結構きつい。 旧道が短絡路として残っているのだが、斜度がかなりあるので下りは良いが、 上りは車が死にそうになりなる。ほとんど全線が片側一車線で、 休日にはサンデードライバーも多く心にゆとりがないとイライラする。
(TS Rate ★★★☆☆)
3.ヨセミテ公園内及びUS395までの区間
なんといってもTioga Passの標高の高さと、 ヨセミテ公園内の壮大な風景でしょう。 太刀打ちできる道は日本には存在しないと言っても過言ではないかも。 所々制限速度が極端に低くなるのでご注意。 ここで切符を切られた人は珍しいかもしれませんが私はその一人です(笑)。 最近(8月下旬)、日本からの観光客がこの道路で運転を誤って20m転落し、 乗員の一人が死にました。ガードレールないですから運転は気をつけないと。
(TS Rate ★★★★★)
4.Lee Vining(US395)〜Benton(US6)までの区間
ヨセミテからUS395まで標高を下げ、Mono Lakeを脇にしばらく行くと再びCA120単独区間が分岐する。 この分岐からUS6交点のBentonまでの40マイルほどの区間には全く人の気配がなく、 通る車もまばらで、大半は砂漠の景色の中をひたすら進むことになる。 アメリカ人にそれがどう思えるか知らないが、私にはこれは非常に新鮮な感覚で、 地球を全身で感じることができる。 また、速度抑制の目的で作られたバンプが面白く子供たちも大喜び。 何もないので何度も行くような所ではないかもしれないが、それでも何度か行きたい場所の一つ。
(TS Rate ★★★★★)



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